「屍鬼」18話

ここ2週だと1番面白いアニメ。多分「屍鬼」2クールの中でもピークの回。
前回の絶望っぷりは観てて辛くなるほどだった*1。これも拮抗を上手く描いていたからの絶望。
今回の18話もストーリーの大半が絶望状況。最後の最後で覆る段取りだったのだけど、伏線は わかりやすく撒いてあった。服の趣味がアレな女性の屍鬼*2が過去を語るのは「どうみても死亡フラグだよなー」と思いながら視聴。冒頭、ガタイの良い息子屍鬼とドライブしてたのも伏線か。ファザコンの為、騎士になれず。
屍鬼として目覚めた看護婦も"人間側の敗北"であり、同時に"屍鬼側の暗雲"という絶妙な立ち位置だった。
最後 素直に人間側の反攻を喜べないのは、
A 屍鬼として感情移入してる
…訳でなく、
B 1人の女性をよってたかって
…という人間的常識で考えてしまうからだよな。
ちょっと自分のエモーションを一瞬、Aなのかなと検証してしまった。
あと都会の異邦者が田舎の群集にリンチされてるようにも見える。
感想リンク バカとヲタクと妄想獣さん Lメモさん さくらもちモチさん

*1:日村看護婦の再登場は あるのだろうか

*2:狼かと誤解しててたけど、普通の屍鬼みたい。多分。