「世紀末オカルト学院」3話
やや失速。伏線回か。
2人主人公制で*1、文明のほうにもスポットを当てねばというロジックは理解するのだけど、あまり文明を魅力的に描けなかったのでは? という失速。というか文明を誘う謎の女性、美風の声が何となく合わなかった。
・小ネタ
最初に投げられたオーパーツは黄金シャトルらしい。2個目は「スプリガン」読者にはお馴染みの水晶ドクロ。
車はポルシェ996カレラ*2らしい。4点式シートベルト。
文明少年の出演するテレビ番組のBGMは「ギャグマンガ日和」っぽい。
・先読み(ひょっとするとネタばれ)
美風の正体だが、
1.最初のカレーを出すのに時間がかかりすぎる
2.昔の食べ物(おやき)について詳しすぎる
3.千羽鶴に涙を流し、昔の人に感情移入しすぎる
4.「食べてる途中に喋っちゃ駄目」と大人ぶる
という伏線を解明すると、美風の正体は「最初にカレーの注文を聞いたお婆ちゃん」だったというお婆ちゃん仮説が浮かびあがってくる。ただ、最初のカレー場面で"お婆ちゃんの声"と"美風本人"が同時存在してるんだよな。あの声は大家さんだったという可能性もあるが。
ここは素直に「美風は過去人(タイムトラベラー)」説を推しておくか。
メモ 天狗小僧寅吉 平田篤胤の「仙境異聞(せんきょういもん)」*3(この辺は荒俣宏「新帝都物語」で言及されてた気がする)
象山地下壕リンク ねこまた重工株式会社さん
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