1-3巻
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「シフト」うえお久光(図書館)を読む。面白い。
ファンタジー。
うえお久光は「悪魔のミカタ」1巻のみ読んでいて、その時は"小細工が上手そうな若書き"という印象だったけど、本作「シフト」は素直に面白い。うえお久光は本書から読むのがオススメ。 →訂正。「紫色のクオリア」もうえお久光か。読んでたわ(→)。「シフト」の方が好きだけど単巻で完結してるって意味では「紫色のクオリア」から読む手もあるな。
1巻2巻の初出がハードカバーで*1、3巻が電撃文庫という謎の配本*2。これも一種の「シフト」という編集側の冒険だろうか。
1巻は連作の短編形式。2巻3巻は長編形式。3巻から先は出版されてないようだけど、3巻で完結した訳ではない様子。
1巻と2巻のラストで「ありかよ」という設定のドンデン返しがあるけど、それも味。基本、よく考えられたゲーム世界かと。「H×H」(漫画)のゲーム編みたいな作りこみの凝りよう。カードの設定はサイバーパンクぽい。
他連想漫画 『虚体の惑星』福島聡(「少年少女」2巻収録)
連想小説 『幸福』中島敦 →青空文庫
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