「咲-saki-」19話  

前回リンク
/
/
/
/
県大会団体戦終了。
思ったより、あっさりしすぎ、予定調和すぎという印象。加治木(「私は君が欲しい!」の人)あたりは感情を乱してステルスモモを拒絶すれば良いのに等と観ながら思った。さざ波ひとつ立たないシーンが続いたので。
とはいえ、衣(ウサミミ)の「(麻雀を)打たされている」という伏線も回収したし、小奇麗にまとまったのは確か。感覚に打たされていて迷う事なく牌を切っているなら、それは作業だよな。
最終局、それぞれの勝利条件を明確にして、どう動くか描いているのも興あった。咲はオチなので伏せられているとして、ポイントは池田(ネコミミ)。池田の役満見逃しで結果的に衣の優勝を防いで咲に恩返しした、とも言える。あくまで結果論だが。
後は、衣の台詞は意味が遅れて脳に来るからテンポ狂うなー*1とか、咲の半笑い*2怖いなーとか。
/
後で意味がわかって面白さが倍増した箇所もある。
・2ちゃんスレで知った加治木の最後の牌だが↓

皮一枚の所まで肉薄してた事を知る。国士イーシャンテンだったのか。もし東があれば衣の切ったイーピンでロン。逆転優勝が決まってた*3。国士テンパイなら、そもそも衣がイーピン切らない気がするが、以前の局で衣が加治木に振り込んだ事があったし、あくまでも経験主義な加治木からすれば期待しても良いかと。衣も加治木なみの柔軟な経験主義*4だったらイーピン切らないだろうな、と思う。
加治木はラス親なんだから国士狙わないで、たとえ安い手でも連荘を狙うべきの声が2ちゃんであった。これは前局で衣が上がった時の「怪物2人が同時に暴れるのか」の加治木セリフに注目すべきかと。衣の"手が進まない場の支配"が念頭にあるからセオリー外*5の切り方をしたし、咲のリンシャンカイホーを警戒するから国士狙いだった、と妄想。
国士ブラフで前回の咲vs加治木の勝負は加治木に軍配が上がったが、最後は"真に牌に愛されている"咲が加治木を降したとも言える。偽と真の差というか。
・同じく2ちゃんで言及あったが、衣が最後に捨てた牌はイーピンだったのね。"海の底から月を掴む"の月の牌を捨てて決着なのか。気付かなかった。
・衣が藤田プロ(カツ丼)の事を「かかとカッチコチの癖に」と言ってて、最初聞いた時は「年だからなーアハハ」と聞き流してたけど、後でつらつら考えるに「海底能力の応用」かっっ!! カカトって、或る意味"底"だからな。何て役に立たない能力。
藤田プロも停電時、マッチに火をつけた後すぐに眠るなんて怖い事してたっけ。そもそもすぐ消えるマッチに火をつける意味がよくわからんが。
/
今度の個人戦は同校対決ありか。コンビ打ちを防ぐ為に最初は同校混ざらないようにするのかな。いっそ開き直ってコンビ打ちは公認とかか。
ステルスモモ用ルールで東風戦らしい。でも衣-ステルスモモ予想。衣-加治木-ステルスモモ同卓でも燃えるな。
感想リンク へぶどねさん ( ´Д⊂ヽさん 予々さん 半端は駄目ださん
pixiv絵リンク あぎぎさん 秋津しのさん masさん げろたんさん 
関連リンク ニュー速VIPブログさん

*1:「畢竟するに衣は やはりケイドクなままなのだ」のケイドクは閨独かと思ったら違ってた。遅れて脳に来た単語も合ってるとは限らないorz "孤閨をかこつ"の閨かと思ったら違う字らしい。http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%91%E3%81%84%E3%81%A9%E3%81%8F&stype=0&dtype=0

*2:停電後の咲の半笑いは「お姉ちゃんもよく停電させたよな」と懐古の笑みか「能力無駄に使わせてラッキー」の笑みか

*3:親継続だから優勝決まった訳じゃなかった。

*4:相手のオカルトを信じるかどうかだけど、この点で加治木は原村和(SOA)と比較すると面白いキャラだと思う。演繹と帰納

*5:前回のセオリー外からの上がりはトイトイチートイツ