12/17朝ニュース 

富田靖子、結婚・出産
牧瀬里穂、結婚
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FRB、政策金利を0〜0.25%に利下げ
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日米の政策金利差がついに逆転。 
昨日のダウは上昇ずみ。おそらく今日は円高が進む
日経平均株価はどちらに引っ張られるだろう。
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追記 結局12/17は円高・株高で終了。最近のトレンドと同じ。
 
↑左:日経平均株価 右:円ドル為替
以前、
「この世界不況では政策金利の高い通貨から売られる。何故なら金利を下げる余地があるから」
という逆説を書いた。その説でいうと「FRB大幅利下げのショックが落ち着いたら、底を打ってドル高に移行する」筈。元々円以外ではドル高だったが、円に対してさえも円安ドル高になるだろうと見てる、俺は。 政策金利だけを考えるのなら。
機軸通貨がゼロ金利て大丈夫なのか?という不安が少しある。ドルが下げ止らなかったら、どこかの国が米国債を放出し出すのでは、とか。まあ、その辺は機敏に対応するのだろうけど。
ゼロ金利量的緩和は過去に日本が採った金融政策である。デフレ*1脱却には役立たなかった、と俺は結論づけている。
過去の日銀の失敗をFRBは なぞるのかと思ったらロイター記事を読む

FRBが打ち出した一部の非伝統的な金融政策は、目詰まりを起こした銀行システムを飛び越して、個別の市場に直接資金を供給することに狙いがある

のが過去の日銀との違いとの事。
12/17のWBS(テレビ)でもFRBっぽい人が
「日銀の量的緩和国債だけだったが、FRBは米企業社債などのリスクマネーに資金を投じる用意がある」
ような事を言ってた。
凄いな。銀行パッシング、というか資本主義なのかソレ。
中央銀行がそこまで踏み込んでも許されるには、"制度的な民意反映のシステム"の承認を得なきゃ駄目なんじゃなかろうか。選挙の争点にするとか、法案を通過させるとかの手続き。公平性を担保する為に。
で、民意の承認を得たからといって成功するかは別問題。市場の洗礼で決まる。今んとこ市場は歓迎してるようだが。
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中央銀行の準備預金の付利*2をマイナス金利にするとか、銀行の貸し渋りを解消する為のインセンティブ*3を与えるとか、銀行に融資や投資を促すカタチを諦めるのは早い気がする。
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その他 12/17テレ東9時台の経済ニュースで「日銀が何もしなければ1ドル70円台」とコメンテーター。
関連リンク satohhide’s log cabinさん himaginaryの日記さん
関連自己リンク →日銀本経済関連勉強ツアー初日

*1:当ブログでデフレ・インフレは総合CPIを指標に判断しています。つまり原油と食糧の高騰が来るまで日本はデフレを脱出できなかったとする観測。

*2:付利 http://diamond.jp/articles/-/6204

*3:付利と連動するとか、数値基準を作って未達成な場合は公表するとか