↑1巻感想

中原の虹 第二巻 中原の虹 第三巻
「中原の虹」2巻3巻 浅田次郎(図書館)を読む。面白い。
近代的な三国志みたいな感じ。
ちゃんと1巻ごとに区切りが良い巻計算。
名シーンは太公望を模した出会いの場面か。王永江は実在の人物らしい。
一人称が「俺様」な主人公…と書くとラノベっぽい。
2巻の西太后・光緒帝*1の理屈は「妖星伝」(小説)っぽい。
ホンタイジ・ドルゴン辺りの話は「明白な運命マニフェスト・デスティニー」を連想。
複数視点がやや散漫な印象を与えるかも。日本の描写って要るのか。
とはいえ、面白いなあ。
感想リンク 脱積読宣言さん 純喫茶「散々」さん

*1:普通は「こうしょてい」と読む。「こうちょてい」もアリと言えばアリっぽい。