2008-11-21 ↑1巻感想 本 「中原の虹」2巻3巻 浅田次郎(図書館)を読む。面白い。 近代的な三国志みたいな感じ。 ちゃんと1巻ごとに区切りが良い巻計算。 名シーンは太公望を模した出会いの場面か。王永江は実在の人物らしい。 一人称が「俺様」な主人公…と書くとラノベっぽい。 2巻の西太后・光緒帝*1の理屈は「妖星伝」(小説)っぽい。 ホンタイジ・ドルゴン辺りの話は「明白な運命(マニフェスト・デスティニー)」を連想。 複数視点がやや散漫な印象を与えるかも。日本の描写って要るのか。 とはいえ、面白いなあ。 感想リンク 脱積読宣言さん 純喫茶「散々」さん *1:普通は「こうしょてい」と読む。「こうちょてい」もアリと言えばアリっぽい。