桃の向こう 
「桃の向こう」平山瑞穂(図書館)を読む。面白い。
非モテの話…でもないか。「ブギーポップは笑わない」のように視点と時間軸をずらしながら一つの事件を追う話…でもないしな。
大体読み終わった時、「え、続くの?」と迷ったほどの読後感だし。向井の結婚相手が煌子なら収まりついたのに。ただの友情物語になるけど。
まあ、ちゃんと収まりついた話が望みなら「冥王星パーティ」読めってコトか。
読中、それぞれのキャラクタにかなり好感持って読んだ。二章までは どう化けるかわからないスリルがあったのだが少し残念。
表紙写真:Sue kennedy 装丁:西村弘美
感想リンク 今日はちょうどよい日和だからさん
作者リンク 平山瑞穂
.
もえない―Incombustiblesと同じ装丁かと思ったら違った。こっちは鈴木成一デザイン室。

.
.
ところでこのサイトのメインコンテンツは短歌です。→ポチっとな