じゃあ、図書館ホームレス問題の現実的対処法は何かあるのか?
考えてみる。
「ホームレス締め出し」「福祉充実」とかで思考停止できるバラ色脳は生憎持ってない。せいぜい灰色の未来を持ってこれるよう考えたい。暗黒(廃館)だけは避けるよう。
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図書館は その地域に根付いている。
貧しい国の図書館は貧しい人が多数来るだろうし、戦火の図書館には弾が飛んでくるだろう。
ホームレスが多い地域の図書館は当然ホームレスが多数来る。
では頭を働かせて対応すべきだろう。
1.ソファーから木のイスに変える
臭いがつきにくいから、という理由。
「ホームレスの所為で利用者減の衰退図書館にそんな予算つくか」という脳内反論が聞こえてくるが、図書館全体の建設費に比べれば微々たるものではないだろうか。図書館は地域のレベルにも左右されるが、役所のレベルにも左右される。役所が無理解なら打つ手なしです。
2.掃除・洗浄をこまめに。消臭剤の活用
誰でも考えついたと思うので詳細省略。*1
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ひとつ前のエントリで「座ってる人は排除できないよ」と思わせるような事を書いたが、実は 排除できない事もない。
つまり「図書館利用者Aと図書館利用者Bがいて、Aだけにずっとサービス(座席)を提供するのは不公平ではないか」の理屈。即ち
3.座席の時間制の導入
である。
最低2時間は座れるが、待ち札を持っている人がいる場合、長く座っていた人から立っていく等。
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ただ実際問題、そんな混み混みの図書館てあるのかな、と思わないでもない。
後、間違った認識かもしれないが、ホームレスがいるってそんな大問題か? と思ってる。悪臭が嫌なら必要以上に近づかなければ良いだけだよな。どんだけ狭い図書館なのかと。
類似イメージは"電車の中で座ってるホームレス*2"。臭いが嫌な人は近づかないし、気にならない人、どうしても座りたい人は隣にも座る、という日常的風景。騒ぐまでもない。
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とはいえ、実情を把握してない恐れがあるので機会があったら、震源地の図書館に行ってこようかな。
台東区(東京)の中央図書館*3

*1:2の対応をしていない所があるとすれば、"問題を問題と認めたくない心理的防衛機制"とかあるのだろうか。以前、事故った原付の人が「大丈夫です」と言って何度も何度も立ち上がろうとしてるのを見た事がある。立ち上がっては崩れていた。

*2:多分、初乗り運賃だけの目的外利用なんだろうな。違うかな。

*3:Opera不可。