軍犬と世界の痛み (ハヤカワ文庫SF ム 1-31 永遠の戦士フォン・ベック 1)
「軍犬と世界の痛み」マイクル・ムアコック(図書館)を読む。つまらない。
ファンタジー。装丁は岩郷重力+WONDER WORKZ。
マイクル・ムアコックは読むの100年ぶりくらい。エルリック・サーガの人。
今回、エルリック・サーガあたりの関連無し。主人公は安定したおっさん。
ドイツ30年戦争の時代だが、時代小説好きを引き込む雰囲気では無かった。ファンタジーとして淡々としすぎるというか、魅力的な小道具が無いというか、マイクル・ムアコックて こんなんだっけ。
解説で、聖杯は"再生の器(子宮)" "不死"などのヨーロッパ文化史的意味があるとの記述。Fate(ゲーム)を思い出す。