多少の気持ち悪さと芸術性 2動画


↑5:12 宇多田ヒカル×紀里谷和明 「SAKURAドロップス」 
正に♪観たこともない景色(3:08)の具現化。紀里谷和明の一つの頂点では ないか。「traveling」PVでは曲の方が強いけど、今回は映像が勝ってる。
偏執的に頻出する目玉や擬似目玉(孔雀の羽やら)を見てて思ったが、人型の目は逆に隠されて背景化してる。人の形をしたモノの中では、宇多田ヒカルだけが唯一見つめる存在か。
5:02-5:07に出てくる絵が「鳥獣花木図屏風」。伊藤若冲の作。
「鳥獣花木図屏風」は タイル絵なので、このPVもグリッド(格子)を意識した手法(0:21など)が採られてる。
また、このPV自体が「ひぐらし」(アニメ)のOPに影響を与えたとも噂されている。(4:20-4:22)
今、ちょっと疑問なのが、最初頻出する水音(ポチャンて音)は 宇多田ヒカル紀里谷和明、どちらの発案だろうか?という事。普通に考えると編曲者の河野圭かな、とも思うけど、このPVの"一瞬の両目の映像"(1:50)のサブリミナル的な手法とか考えると紀里谷和明の可能性もあるかな、と。 「traveling」のケトル笛吹音もサブリミナルっぽい。
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初音ミクオリジナル音「DOK and DOG」

↑3:21 初音ミク×こんぺいとうP