「素敵探偵ラビリンス」10話

面白かった。(以下、懇切丁寧にネタばれ)
暴風雨が去った朝、電波塔の頂上に男が串刺しとなり死んでいたという冒頭。
電波塔を東京タワーと誤解して観てたのだが、50mほどの電波塔との事。
周りに高い建物は無いし、前夜はヘリを飛ばす事のできない悪天候で上から落として刺す事は無理。
塔の手すり及び階段はボロボロに錆びているので人力で登る事もできない。(とにかくそういう設定)
視聴者に挑戦するようなハウダニットだが、とても常識では考えつかない解答だった。
正解はスーパーポンプ消防車が電波塔の頂上まで放水して、液体窒素をナントカ操作して頂上まで氷のアーチをつくり、犯人は被害者を背負い登り刺して帰る
観てる最中は面白かったけど、どう考えても無理。いくら液体窒素でも一瞬で流水を凍らせないだろうし(凍ったら管が詰まるのではなかろうか)、凍ったとしても登れないだろう。どんな登山家でも無理*1。というか どんなにボロボロでも塔を登ったほうが楽。こんな無茶推理は久しぶりに見ました。ちなみに何でそんな面白い事(頂上串刺し)をしたかの説明は無し*2。いっそ清清しいともいえる純ミステリっぷりでした。
アニメ観た次の日、消防士が放火してたニュースがあって少しびびる。
感想リンク 人生しょせんはったりさん babittoのアニメ日記さん

*1:暴風雨とか氷で滑るとかではなく、氷が体重を支えきれず割れるだろ。常考

*2:わざわざ暴風雨の晩に