上記一連のエントリで言及した「ナルキッソス」(ゲーム)だが、一番の特徴は
「一人でも多くの人に見てもらいたい」製作意図の為、「無料公開」が原則。
という事かもしれない。
共感する。
著作権、つまり会社や団体に縛られている製作物には及びもつかないような遥かな高みに飛んでいって欲しいものである。良いモノは流通するというネットの加速力を信じたい。既に3ヶ国語に訳されているようだし。
というわけで、このゲームを「はてなキーワード」化してみた。Wikiと公式HPとゲーム本体見ながら。
ええと、→コレね。
幾つか、引っかかる点のある人もいるかもしれないので、「こういう考えで書きました」と説明したい。
・キーワード語句について
何故「ナルキッソス」なのか。例えばWikiでは「narcissu」を採っているのでは?
はてなキーワード」が、他のはてなダイアラーが語句についてどういう言及をしているか調べられる機能があるので、語句は「実際使用している」語句が良いと思いました。半角全角や「」などの記号によって"揺らぎ"が生じる場合は、揺らぎ部分を取り除いて「はてなキーワード」にし、キーワード語句の説明の中で、正式タイトルを記述するのもアリだと思います。
・正式タイトルについて
「Narcissu」ナルキッソス
は公式HPから。ゲーム本体を見ると違う記述の可能性もあり。
・ストーリーについて
これは『解釈』が入ってると非難されるかも。
ただ、作者のストーリー紹介↓(マウスあてネタばれ)
現代、暗い、主人公とヒロイン、どっちも死にます。
も、Wiki
ホスピスに入ることになった主人公。以前からホスピスに入っており、あらゆる出来事に無関心となっているヒロイン「セツミ」。この出会いにより、主人公がいろいろと変わっていくストーリーである。
も、私のネタバレ感覚から言うと、「ストーリー紹介」で書くのはどうかな?と思ったので、自力で書いた。もう少し死を匂わせた方が良いかも、とは思う。ただホスピスまではっきり書くのは書きすぎかと。
・ストーリー紹介 『ルール』について
実は「7F新人さんに伝えなければいけない」あたりが『ルール』で、伝える内容(A駅B駅とか)は『ルール』ではないと思ってました。「こうした方が良いよ」という助言は「ルール」の語感にそぐわないからです。友達うんぬんが『ルール』の中に入ってるのを見て、内容も『ルール』って呼んでるのかなって迷ってますが。
なので

『ルール』がある事を教えてもらう。
「…一度しか言わないから…しっかり聞いてね…」

は、患者内で申し送りを伝える事を『ルール』とするのか、申し送りの内容を『ルール』とするのか、どちらでも意味が通るようにしたつもりです。前者の場合、「教えてもらって、その後に台詞があった」という引っ掛け描写ですが……。
・スタッフについて
音楽情報入れるべきだったかなー。
声:綾川りの となっているのはセツミの役名もゲーム本編で分かった方が良いかな、と思ったので。その情報もけっこう後のほうで出てくるし。
・その他について
3エピソード合わせて「ナルキッソス」としている点。これはゲーム本体からの類推。そういう構造になっている。「2005-2007」を付加すると3エピソード合わせたタイトルになるのかな。
曲についてはゲーム製作意図が「一人でも多くの人に見てもらいたい」「無料公開」で、曲もゲーム内アルバムに収録されているので、YouTubeを援用して差し支えないと判断。eufoniusの同曲収録アルバムを紹介したのは、曲を気に入った「はてなキーワード」利用者がアーティストの他の曲を知りたがるかも、と思った為。
・スタジオ・ルナについて
ゲーム本体では「(有)スタジオ・ルナ」とあったが、ぐぐったら株式会社ぽかったので、「スタジオ・ルナ」とした。
以上、全ての「ナルキッソス」体験者に幸いあれ。
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