盤上の四重奏 〜ガールズレビュー〜 リリカル・ミステリー (コバルト文庫)
盤上の四重奏友桐夏(新刊)を読む。面白かった。
前作「白い花の舞い散る時間」に続くシリーズ2作目。前作をうっすら覚えている状態で読んだ。この巻だけでも独立して読める。前作の方が輻輳ふくそう してて好きだけど。
ミステリー的な面白さもあるのだけど、この小説の雰囲気を楽しんで読んだ。狂気っぽいというか、「おまじない」を強く信じる強迫観念や、人間関係に関するちくちくするような違和感とか その辺。 邪道な読み方かと思うが、この小説の語り手が特殊環境にいる少女なので、作者計算ずくの正当な読み方なのかも。
1作目読み返す予定。
感想リンク 雑文書庫さん Hybrid No.9→underdogさん