↑2巻感想

GOSICK〈3〉ゴシック・青い薔薇の下で (富士見ミステリー文庫) 
GOSICK Ⅲ」桜庭一樹(図書館)を読む。面白い。
ツンデレミステリ。3巻は3巻で完結。
首都で買い物。1巻→2巻で真っ直ぐ核心に近づく航路っぽかったけど、今回は寄り道。ドリル警部主役編。(ギャグキャラなのに泣かす)
主人公がヒロインに会いに行くのは毎度のイニシエーション(通過儀礼)みたいなものか。困難で試す。エレベーターを使わせた方が会う頻度が上がるだろうに。(と経済学的に考えては駄目か)
アヴリルが今回少し弱い。彼女は出番が少なくとも、ヒロインを脅かす重要なキャラ(存在するだけで酷薄な役どころ)なので魅力的に描いて欲しい。
あと今更だが、脳の恋愛を司る部位をロボトミーされたかってくらい鈍感なふたりだ。
今回の陰惨さは深読みして初めてわかる陰惨さ。
感想リンク 不壊の槍は折られましたが、何か?さん Hybrid No.9→underdogさん
4巻感想