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「みんな元気。」舞城王太郎(図書館)を読む。
5編収録の短編集。
「スクールアタック・シンドローム」が一番面白かった。というか分かりやすかった。
時制がシャッフルされる技法は、俺の知ってる中ではバルガス＝リョサ(南米の作家)が似たような事やってたっけと思ったが、バルガス＝リョサの小説を読んだ時ほど興奮しない。違う狙いで書いてるんだろうけど本書はわかりにくさが勝つ。
キレて終わるかと思いきや結構ダラダラ続く会話が面白い。
カバー絵の片山若子のHP↓
http://www.asahi-net.or.jp/~rc4w-ktym/