・コロンビア人に日本語を教えていた。彼の書くひらがなの「ふ」が下手だったので、見本で書いてみようと思ったら急に不安になった。「あれ、こんな字だっけか」の正にゲシュタルト崩壊。あと「ふ」のニ画目が「とめる」か「はらう」か「はねる」かもわからなくなったので、まわりの日本語を教えている人に尋ねてしまった。
・続けて数字を教える。「しち」の発音は難しいらしく、何度も練習する。そのうち隣のコロンビア人が話しかけ、コロンビア人二人で顔を見合わせて笑い出した。
「シチ」はスペイン語で何かおかしな意味でもあるのかと思って尋ねてみたら「お前のは『しち』ではなく『ちち』に聞こえる。『ちち』は『乳』って意味だぞ」という顛末で笑っていたらしい。
「なな」の読みでやっていく事にした。