2004-12-25 ■ 本 「失踪HOLIDAY」 乙一 (古本)を読む。面白い。 短編と中編の2本が入ったいつもの乙一。 西尾維新、上遠野浩平、乙一の中でいちばん可笑しい文章を書くのは乙一ではないだろうか。 いい意味で死んでいるというか枯れた俳味がある。 (西尾維新のたたみかけ、上遠野浩平の場面転換、乙一のユーモア) 短編は見事な文体オチ。中編は少し失敗作ぽいが、こちらのほうがアイデア勝負している。