あと原作とか

ジョゼと虎と魚たち」 田辺聖子(図書館) つまんなくはないけど全部読まなかった。
短編集。表題作は池脇千鶴主演で映画となった。2、3の場面しかない掌編を忠実に血と肉をつけ、映画にしてる。
本書は男がひとりいて女がひとりいて関係するとかしないとか、全編そんな感じ。雰囲気小説という言葉が頭に浮かぶ。表題作だけ少し理屈っぽい、というか論理っぽくて成程映画になるかなと納得。



7月4日に生まれて」(オリバー・ストーン監督)という映画があって、戦争から帰って下半身不随となったトム・クルーズが「おれのペニース!!」と叫ぶシーンがあり、役者魂あるなあ、と思った事を思い出した。織田裕二は叫べないが、真田広之は叫べる気がする。若手だとオダギリジョーが叫べるか。キムタクは最初できないと思ったけど、段々可能な気がしてきた。

「障害と恋愛」というと陽気婢(エロ漫画家)の「内向エロス 1 (ワニマガジンコミックス)」の中の短編で知的障害者(男性)と健常者(女性)というカップルを扱っている。エロだけどね。

犬童監督の「二人が喋ってる。」をテレビの録画で持っていて「お宝」だと思っていたがDVD化されたらしい。少し残念。