屋久島

港からバスで宮之浦へ。歩いても行ける距離だが荷物が重いのだ。
宮の浦が屋久島で一番栄えてるっぽい。ただ、着いてすぐ都市銀行とコンビニは諦めた。
前日に電話予約した宿を探す。少しはウロウロ迷うかと思ったら、バス亭のすぐ前なので拍子抜け。素泊まり3000円。一階は釣具屋のビルディング。四畳半の和室でテレビ無料。クーラーがコイン制。洗濯無料の乾燥機つき。鹿児島にいる時、シグマリオンで探した宿だが屋久島自体はシグマリオン(NTTのPHS)も味ポンも繋がらず。
荷物を置いて、カップラーメンで昼をすませ、白谷雲水峡まで向かう。宮の浦ー白谷はバスで500円。
運転手さんがいろいろガイドしてくれて楽しい。
「ヤクジカがいますね。尾が白じゃないからまだ子供だ」(ヤクザルも発見)
「この辺は山桜が見もので3月が綺麗ですよ」
「終バスが16時10分なんで白谷雲水峡の入り口に言えば、コースを決めてくれます」
という訳で三本足杉まで行って帰ってくるコース。
清流とデカイ木と苔。屋久島の基本だ。
同じバスで同じコースを歩いていた人と会話する。女の子とお爺さん。
女の子と俺は大事を取って三本足杉まで行かず、途中で引き返す。
女の子の宿は偶然にも俺の宿の道路をはさんだ向こう側。お爺さんは今日の宿をまだ決めてなくて宮の浦に帰ってから探す。「宿なんてあるある」と軽く見てたお爺さんだが、結構どこも満員で、見てるこっちがハラハラした。俺の民宿もよく聞くと満員で、結局女の子と同じ民宿に泊まる。
夜はガイドブックおすすめの店で三人で食べて飲む。
お爺さんは精力的に安く旅をしようとしてる人だった。
女の子は奈良市在住。屋久島の鹿料理に興味があるそうだ。
(奈良では鹿は食べない)