ひぐらしのなく頃に 祟殺し編(3話目)
プレイ終了しました。すげえ。
3話目そう来るか。2話目のスプラッタ展開てトコが好みではなかったので(まあ普通に面白い)、3話目も正直そんなに期待してなかったんだけど……。でも短くなかったですよ、シナリオ。
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圭一が加害者にまわるとはね。それでもこうなるかorz
まあ、まず「圭一が殺していない」説は採らない。
すると殺したのは
a別人である
b鉄平本人である
の2通り出てくる。
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そこに行く前の誤導ミスディレクションから、まず。
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「殺していないかも」説にとり憑かれてしまった圭一は、
祭りに行った圭一が本物で
殺しに行った圭一が偽者では、と疑いを抱く。偽者というか「鬼」になったのでは、と。
そして「鬼」の自分が人を呪うと、翌日死んでしまうという展開。そして最後、行き着いてしまうエンディング。
ひぐらし」の3話目をプレイしている我々は別の誤導ミスディレクションも用意されている。「ひょっとして別のパラレルワールドに紛れこんじゃったのかな」と。
そして「殺していない」説で、後ろについてきている者の正体は「自分」「オヤシロさま」「悟史」など。なんでもあり展開だ。
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どういうスタンスで推理するか、という事だが「ミステリ小説」風で、「ひぐらし」をまとめたい。
エンタティメントが一番で、理屈もミステリファンぐらいは納得できる水準を目標に。「ああ、面白いミステリだった」と自分で満足できるストーリーで。
では今度は「圭一が殺した」説で続けます。
a別人である
b鉄平本人である
のbで。
まず祭りの夜以降、圭一自身、鉄平の姿を見ていない。この迂回は作者の意図を感じてクサい。
祭りの次の日のクラスの皆が「祭りに圭一が来た」という話は詐話。皆でアリバイを作っていると推理。ただ「圭一が鉄平を殺した」という認識をお互い決定的にしない為、ああいう詐話を皆でした、と。これからも日常をおくる為に「お前、殺したんだって。こういう段取りで皆でかばうから」と打ち合わせしない。そういう意図だと思う。「自覚した殺人者」と一緒に学園生活をおくるのはツラそうだし。
この隠蔽工作があるからこそ、圭一が殺したのは本人と判断して良いのではないか。別人だったら、かばうまい。
死体を掘り返してなにも無かったのも、村の人が移し変えたから。
レナと魅音が一見不審な行動をしたのは、圭一がクラスの中でペラペラうたいだしたのが原因。これはきっちり辻褄を合わせなければ、と思ったのだろう。殺人者と認知した圭一と付き合っていく事になるが仕方がない。そんなカンジ。
結局、圭一が病院に行くというカタチで逃げられ、レナと魅音は入江に処置を頼む。入江は「殺したのは やっぱり夢」という解決をしようとしたと思う。もちろん善意から。
さて、一番の問題である北条沙都子の言動だが、「圭一のアリバイを完璧にする為、鉄平の死亡時期をずらそうとした」と言いたいが、最後の行動(圭一への殺人未遂)を説明しなければならない。
皆から、圭一のアリバイづくりに協力されるよう、北条沙都子は言われていた。しかし、鉄平の殺人を自分の為と考えず、「タタリの一環」と考え、次は「昔、神社に忍び込んだ自分」ではないか、と同時に疑うようになった。第一、圭一は或る時期から神懸っていて非常に怖かった。
うーん。沙都子のくだりは無理あるかなあ。
圭一が沙都子を訪ねたら、ゆでゆでになったのは沙都子の偽装。ただ圭一が来る前に風呂に行かなければならないので、協力者というか「沙都子を誘導する者」がいたと見るべきか。
「実は死んでない鷹野三四」か詩音あたり。
入江と梨花の死は、「祟殺し編」だけで語るにはストーリーを組み立てるパーツが足りないので、現段階では無理ということで。
しかし、「圭一が殺した」説を採用するってコトは、圭一が見た事聞いた事感じた事を「錯覚」で済ませるのでなく、「あったコト」として捉えなきゃいけないという意味になると思う。
つまり、後ろの足音も、「あったコト」、または最低でも「あったと知覚する理由がある」と考えなきゃいけないってことで……orz(イルノカ、オヤシロサマ)
あとは、「お疲れさま会」で、このゲームの各話が「それぞれ違うフラグを立てた同一世界」である事が示唆される。成程。
感想リンク a*capriccioさん  主ゲーさん 月姫研究室さん 原野商法1997さん
関連リンク 児童虐待の防止等に関する法律
施行は平成12年から。
第五条の
「学校関係者や病院関係者は児童虐待を発見しやすい立場にあるから、早期発見に努めなければならない」
を読んで、教師はホント大変だよと思いました。
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