ひぐらしのなく頃に 体験版(鬼隠し編)考

面白かったです。演出の勝利というか。絵に慣れてきたと思ったら、絵のカワイイのがトラップですか。入念に罠を仕掛けられたかんじ。
以下ネタバレですが、物語的な流れからいって、こうなのではという推測
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タタリです。
まず打撃オープニングですが、圭一が2人を殺す場面です。すげえ冒頭だ。このセンスはゲームの中でも最高というか全価値があるんじゃなかろうか。
レナが圭一の事を知り過ぎで、まとわりつき過ぎな答えは「彼女がストーカーだから」。圭一の情報が集まるように周囲に頼んだり、あらゆる手段を駆使したのでしょう。圭一の事を知っていると本人に仄めかす事は「貴方を理解している」という愛情表現の一種。
魅音が圭一に問い詰められる場面(15日)で思った事ですが、レナと魅音ツーカーという訳ではなくレナの方が圭一の情報を圧倒的に持っているのでは、と思いました。
15日にレナが斧を持ったのは、圭一のバットへの対抗手段。自分は か弱い女子なのだから「お話をする為に」それくらい持っても良かろうという自己判断。
つまり、圭一の錯覚自滅論です。
破らなければいけないポイントは「おはぎ」と「注射」ですが、ここが錯誤でここがタタリなのだと思います。おはぎに入ってたのは紙を丸めて棒状にしたものでお遊びのメッセージが書かれたものではないか。
そして注射のシーンは「マジックペン」との錯誤。「富竹と同じ事をする」のはTシャツに文字を書くという事。(ちなみに監督は野球の監督で医者と同一人物。圭一が野球を本当にやりたがっていると二人は思ったので)
この二つで錯誤をしたのは、もうタタリとしか思えない。誰かが催眠術を仕掛けるには突発的なイベントだったし。
もちろん錯誤ではなく圭一の考えどおり、村の掟の方が上位に来る非情な友達という線もあるが、気絶している圭一を介抱する意味がわからないし、物語の流れとしておかしい。ヒネリが無さ過ぎる。
錯誤で自滅したからタタリ。
その他に関しては情報が少ないので不明。情報が少なくてストーリーが組み立たない。

とはいえ、気になる点は斧追いかけっこの時、オヤシロさまに言及するレナの台詞で
「…圭一くんさ、誰かに謝られたことない? それもずっと」とあるが、最初、タイトルが出た後の次の文章が「…誰かが、ずっと謝っている気がした」となっている。最初からいたのかよ、オヤシロさまorz

製作ヒントは「女の子って機嫌の加減で全然別人みたいに、とっつきにくくなるなあ」とかか。あるいはイジメが原型かな。

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シナアビさんが詠んだひぐらし短歌↓さすがです。
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