「ROBOTICS;NOTES」16話 (原作未プレイ)
うおおおおお!!
今週の木曜は大豊作だった訳だが、まさかこのアニメがこうなるとは。
自分でも
"事件"と"キャラ"が時間・空間的に乖離している事で、"キャラ"と"視聴者"たちが重なる効果
そろそろ"事件"と"キャラ"が同期する事で視聴者をリアルに事件に立ち会わせる効果が来る
等と予測していたが、実際の威力は凄いなおい。
付け加えるなら、"機械"のたゆまぬ力を"避けられぬ運命"と重ねているんだろうな、と。
そりゃ、観ている時は「方向をずらせば」「真逆に歩き出せば」「自分で傾けて転べば」とは思ったけど、プランAは結局崖から転落・プランBは車に轢かれる・プランCは自動起き上がり機能が働いて、やっぱり屠られるのだろう。*1 *2
これは「こうすれば避けられた」的な機転とか機知とかリアルに即応用できるハウツーものでなく、ある種の寓話として「機械」と「運命」を重ねているのだな、と。
勿論、身の丈に合わぬ欲望や便利さを叶える「機械」に応報される「イカロスの翼」的な文脈で読み取っても可。
前半の「機械」の素晴らしさが効いている。今まで「機械」のギミック的な面白さをわざと描かなかったのかとアニメスタッフのサボリを疑うくらい16話前半はワクワクした。
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