「琴浦さん」2話

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前回「1話がピーク」のコメが多く見られ、「必要ないのにハードル下げてるなー」とは思った。初期設定はシンプルだけど展開が楽しい話なんだって。
ヒロインのキャラ造形だが、「不幸なギフトを貰ってしまったが、悲惨一方ではない」というのが効いていると思う。彼女は金持ち一家の娘という属性でもある。つまり人と関わらないでも生きていく事がおそらく可能。であるが故、人を遠ざける生き方を選んだのが「エロスの貴公子」と出会う前だ。
今回2話も、彼女が積極的に苛められている状況を改善しようとしなかったのは「森谷さんには苛められているが、森谷さんの好きな人に対して、彼女より有利な位置にいる」という優越と劣等が混じった複雑さがあったからではないだろうか。
部長副部長の声優チョイスが趣きあり。「あれ、これ花澤香菜の声なの?」「おお、下野紘の声って分かるけど無闇に格好いいな。脇の方が2枚目な声」。
部長母の衣装とか森谷道場とかの装飾過多なイメージは"奇妙なリアル感"だ。←の文は「装飾過多だからリアルでは無い」という意味ではなくて、リアルは時々装飾過多で、それをそのまま描くのは奇妙なリアル感だな、と。部長母の衣装とか、ここはシリアスな場面の筈だけどソレなんだみたいな。
OPは「ホントは よしよしして欲しい」でヒロイン母の映像が出るのが緊張感を与えてて良いな。俺的に、中島愛がOPを歌うアニメは外れ、というイメージがあったが今回で払拭できるか。歌い方も前と違う希ガス
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