21時台ロードショー

コクリコ坂から [DVD]
コクリコ坂から」を観る。面白かった。
監督:宮崎吾朗 脚本:宮崎駿
自転車2人乗りのシーンは現代を舞台にすると不可能なんだろうか。映画の作りにくい管理社会だ*1
2日続けて自分語りをするのも何だが、学生の頃"学生会館の24時間利用"なんかも学生大会の議題に上がっていた気がする。きったない学生会館だった。文科系のサークルが詰まった建物。結局、俺の卒業後は24時間利用ができなくなり、泊まったり徹夜で麻雀したりという風習は絶えたとか絶えてないとか。学園祭ですら泊まれないそうで……あれは石原都知事の所為なんだろうか。
学生大会は えんえん次から次からへと演説者が演説するというエンドレス地獄みたいな大会で、最後までつきあうと電車がなくなり家に帰れなくなるという贅沢な大会だった。時間的に贅沢*2
結局、宮崎吾朗が伝えたいテーマは老害は死んでいてくれ」…かな。父親死亡率高し。
まあ、面白かったけどファンタジッ気なかったので、子供は楽しめないだろうし、2度観たいという作品ではない。
主演声優の演技は良かった。長澤まさみも職業声優のようなナチュラルエコーの無い落ち着いた声が新鮮。ただ告白の時だけは別の演技パターンを試してみたら?と思ったが。
感想リンク Find B, Between A and C.さん

*1:レッドカード配ってる暇があったら、俺の盗まれた自転車を捜査して欲しいものだ。1つ前のエントリ参照

*2:俺は新聞会に所属していたので、最後まで付き合った。映画を作ったサークルと兼部