「さんかれあ」7話

幼馴染み回。オリジナル…らしい。
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中だるみというか、ストーリー自体は捻りの無い、話として成り立っていないレベルだと思うが、映像(撮影)がキレイなのとヒロインを全く出さない演出が効いていた。本編に少しでもヒロインの登場シーンがあると7話の緊張が崩れて、この回が崩壊してたろう*1
どこまで狙った演出なのか不明だが、1番ハッとしたのは

↑最後に幼馴染が「負けまいぞ」(大意)と叫んでスッキリした顔になり

↑タイトルエンドの「Run Ranko Run」が出て、CMを挟まずに

↑ED最初のヒロインのアップ、までの一連の流れ。
本編に出なかったヒロインが不意打ちの存在感。ドラマ性を背負ったヒロインが30分を一蹴した。わざわざ7話全てを使って、幼馴染みに大したストーリーを用意をしなかったのは、このED最初のカットまで含めた演出の為か。
幼馴染みが前向きに話を締(し)めて、本編の外で暗闇から大写しでヒロイン、という対比。夕焼けで終わって、EDが夜の闇というのも沁みる。
感想リンク にわか屋さんまとめ

*1:よく観たらキスの回想シーンで出てやんの。まあ あくまで回想で、リアルタイムでは出てなかったからいいや。