スーパーソフトボックス与野本町

咲 Saki (9) (ヤングガンガンコミックス)
咲-saki-」9巻 小林立(レンタル)を読む。すばら。
部長巻。
エイスリンと衣が闘ったら、どっちの能力が優位なんだろ。
岩手のマナー厨も166頁まで残って席の余韻を楽しんでいたのか。思わず「バカみたい!!」と声に出てしまってるが。
部長の天井放り投げツモで思うけど、この世界の麻雀て どこかエンターテイメント性まで考慮されているのではないか。麻雀漫画の中で1番「麻雀の動作」が派手だ。他の漫画だと外ウマの派手さなんだよね、某「人柱」編とか。「凍牌」でも、失血してるとか、顔面蹴られるとかは「麻雀の動作」じゃないものな。能條純一とかキャラを描き込みすぎて動かしづらいし*1片山まさゆき福本伸行はキャラを描き込まなすぎで、動作の格好よさを追及できない。イカサマの動作とか、やりようによっては漫画的なスピード感とか格好良さで描写できそうだけど。まあ、言うは易し。
大阪の愛宕洋榎(あたごひろえ)の1歩先を行く描写が細かい。この人の「ありがた山のとんびからす」等の台詞のキャラづけは衣の熟語好きを連想。
岩手の副将のしているのはモノキュラー(単眼鏡)ではなく、モノクル(片眼鏡)。
ナチュラルにひどい部長語録。125頁「それほど考えていたようには見えなかったけど」。
薄墨初美のビジュアルは深夜といえどアニメ化できるのだろうか(170頁)。
あと鹿児島の巫女が土俗的すぎるんじゃないだろうか。端が異境というイメージはわからないでもないが、薄墨初美のかぶりものはアフリカだろ。
感想リンク 謎鳥さん

*1:というかリアル絵に近いので、嘘っぽいスーパーな感じを出す事が難しい