その500円で

　
「土星マンション」7巻 岩岡ヒサエ(新刊)を読む。面白い。装丁は葛西 恵。
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完結。2011年度の文化庁メディア芸術祭賞「漫画部門」大賞受賞おめ*1。
見事まとまったなー。このキャラ造形で悪役を確かに描けたか?は微妙だけど、岩岡ヒサエの絵の上手さは疑っていない。広がりのある構図は素晴らしい。
岩岡ヒサエにしても今までとは異色の作品で、編集サイドとどのような協力だったのか少し気になる。ストーリー的には展開の遅さが残念だったけど、ソコらへんの日常パートこそ岩岡ヒサエの本領だったかもしれぬ。上手く日常パートと主軸のストーリーを絡めてくれてれば。
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*1:まあ、本屋大賞とか「このマンガがすごい！」みたいな本屋推しにはならないようだけど。霞ヶ界隈だけでもプッシュすれば良いのに。