「探偵オペラ ミルキィホームズ」夏SP

2期の来年放映を前に30分の新作ミルホ。OPは1期OPと同じ。飼い馴らされた弾幕曲として至高を極めていると思う。"ミルキスト残党*1"のテンションを瞬間的に沸き立たす。
1分半でわかるミルキィホームズ

(以下ネタばれ含む。DVDも発売されるそうですが、何となく2期前に夏SPをニコニコで動画配信する予感がする。ニコ生かもしれないが。)
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ココロがお金の為に歌手になる話。この劇中歌とか今回EDのCD売上げを見込んで今回のアニメは作られてるんじゃないだろうか、と考えると(妄想すると)、メタな話だ。
ミルホの『全力でパロディしてる』感は何なんだろう。アニメ史上、最も全力なんじゃないだろうか。例えば「瀬戸の花嫁」のパロディも気合入ってて観てるとテンション上がったのだが*2、ミルホほど露骨ではなかった気が…。パロディみてるとテンション上がるというのはアニメ製作者と視聴者の「共犯感覚」を無理に喚起させられてる所為ではないかと推察。(ちなみに「ゆるゆり」でのパロディは自然な感じで特に心拍数上がらない)
今回のミルホはドラえもん推し。ドラえもんとチャンドラーが1つの作品で溶け合うのは感動的だ。「さよならを言うのは少しだけ死ぬことだ」*3と「警官にさよならをいう方法はいまだに発見されていない」を混ぜ合わせて訳のわからない事になっている。レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」の50章と53章の最後。

↑この風呂敷マントはオシシ仮面(ドラえもん)だと思うがどうか。
今回ED↓

感想リンク ネタ解説/感想さん

*1:何度はてなキーワードを作ろうと思ったことか

*2:瀬戸の花嫁」のパロディは権利者から放映中止させられるレベル http://www.at-x.com/whats_new/detail/1271

*3:村上春樹の訳らしい。