・『はやぶさ』の凄さがもうひとつわかりません。どう凄かったのでしょうか?- 人力検索はてな
id:robert-johnsonさんの質問。答えようとしたら受付終了してた。

宇宙を知ろうと月や火星・金星・小惑星などに人類は探査機を飛ばしていますが、データ送信で情報を送るだけの、行ったきりで帰ってこない探査機がほとんどです。
往還の探査は月までが人類の限界だったのです。

と書いて、最後には「はやぶさはアポロ17号以来の『人類の手を長くした』ともいえる偉大なプロジェクトだったのです。」と しめようと思ったのだがWikiで見ると そんな単純ではなかった。
まず「月以遠の場所で初めて行われたサンプルリターンミッション」は米国のジェネシスが2001-2004年に成功している。太陽風に含まれる粒子を採取。
彗星へのお使いに成功したのは米国の スターダスト。1999-2006年に約50億kmを旅した。
、2003-2010年にミッション遂行した日本のはやぶさの登場。約60億kmの旅*1。ちょっと採集カプセルの中身があるのか怪しいけど、月以遠の地面のある場所へ行って帰ってきたの間違いない。だんだん進歩していってる。そういう意味で偉業なのだと思う。人類の最先端。
Wikiサンプルリターンを読むと、来年ロシアが火星の衛星に「取ってこい」の無人探査機を飛ばすらしい。
関連リンク はやぶさまとめニュースさん

*1:地球と小惑星イトカワの距離は約3億km。60億km航行の数字は そんなに誇れないなー。