「生徒会役員共」6話

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ちょっと目先を変えて、変則的なOP前。架空のアイドルグループのアクション映画という設定の絵が結構動いててセンスあった。両手拳銃を撃ちながら飛び跳ねる感じ、二階家から飛び降りて受身でくるっと回って更に敵から逃れる感じ、日本刀を振り回してガニ股になる感じ。これらを制服少女でアニメしてるのだが、実写にしても絵になるだろうなー、と「陰陽少女(小向美奈子主演のU局ドラマ)を思い出しながら。
全体的にはホラー回。1番怖かったのはOP前直前の会則「6つ、胸の話はするなー」「ハハ、この人マジだよ」の突っ込み声がいつもと違う風に聴こえてイヤホンだと少し怖かった。
"放課後の不気味な声"シーンで





のパートだけいつもとノリが違うのは前後の部分でなかなか怖く作ってしまったので、強制で素早く雰囲気を変える為の演出か。




この一連の受身のカットも好き。アニメじゃないと伝わりづらいが。
最後

「子どもにしか見えない」の声は力がこもってて最後を飾るにふさわしい。突っ込み主人公声優の浅沼晋太郎が引っ張ってるのかと思うが、声優の頑張りが楽しいアニメである。こういう声が楽しいアニメは「らき☆すた」ぶりだ。そういえば「生徒会役員共」スズと「らき☆すた」こなたって体型的に一緒か。
スズヘッド↓

この「生徒会役員共」は「世紀末オカルト学院」や「みつどもえ」と共に今期高く評価してるのだが、キャラ内で割と葛藤がある点がハーレムアニメなどの予定調和系と一線を画して割とマジメに観ている理由である*1。キャラ間の緊張関係といっても良い。主人公サイドは何をやっても許されるユルさと対極の世界観である。「らき☆すた」は緩いようで葛藤があったし、「けいおん!」は葛藤なしで砂糖菓子の甘さを楽しむアニメだ*2。大体B級として観てる今期の他のアニメにも葛藤は無いし、ドラマでいうと2話で切った「ハンマーセッション!」も葛藤無しで主人公サイドの主張が時空を曲げて通りそうだった。
とはいえ、「生徒会役員共」の評価って、そんなに高くならないだろうなー。下ネタアニメなのは良いとしても、これってリア充アニメでもあるからな。「ヒャッコ」みたいな。 リア充アニメは鬼門。
感想リンク GOMARZさん つぶかぼアニメ感激ノートさん 2ちゃんねるヲチャーさんまとめ

*1:まあ、この下ネタアニメを真面目に観ているかと問われるとアレなのだが。

*2:数話くらいしか観てないが推量で。