「ソウルイーター」は8本換算で

アニメバブル崩壊 DVD不振、新番組も減 - 朝日新聞
アニメバブルという語を使ったのが新鮮。俺の中では語として確立してるけど、一般的にはどうかな?という言葉だったので。
元は
「いや〜、最近のアニメって週100本くらいあるじゃない?バブリーだよねぇ〜。とってもバブリーだね」
か。らき☆すたリミックスの「グルコサミっくす」の中の台詞。冗談かと思ってたらホントに100本超えてた記憶がある。*1
記事では"アニメバブル崩壊"という表現を使っているけど、
・テレビアニメの本数でいえば微減
・売上げうんぬんは作品の当り外れによる振れ幅が大きいので長期的に見ないと何ともいえない
と思ってるので、崩壊という見方は疑問。
ただ、アニメバブルという現象が確認された、という認識は同じく。
原因は独立U局(地元でいうテレ玉)でアニメを流すようになったからではないかと思ってる。枠が増えた、それも安く流せる枠が…という勝ちパターンをアニメ関係者が発見した所為。
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過去と比べてアニメは興隆してるか? というのは興味深い問題だ。
19時台のアニメが減少し、深夜アニメの本数が膨大に増えたのは喜ぶべきなのか悲しむべきなのか。*2
アニメキャラが印刷された商品(ふりかけやスニーカー)は見かけないし、アニメ映画は壊滅的に偏っているように思う*3
今は今で悪くないけど。
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記事の

剣風伝奇ベルセルク」「マリア様がみてる」「ローゼンメイデン」「ひぐらしのなく頃に」「マクロスF」など、様々なヒット作や話題作が生み出され、

というのは面白いチョイスだ。1本も観てないという趣味の合わなさ。

*1:2006年のテレビアニメは306本だそうだ。2クールアニメは2本と数えてくれると実数に近いと思うのだが、どういう計測なんだろ

*2:なんか高度成長期の太い活況と世界金融崩壊前の細い活況を比べてるようだ。

*3:ナウシカ」「ビューティフルドリーマー」「マクロス」の年に改めてアニメファンになった身として少し寂しい