「CBSドキュメント」8/27

ネグポンの100ドルPCその後
「その後」って、俺にとっての「その後」なのだが
目標*1達成しないまでも、活動は継続中との事。"one laptop per child"(「一人ひとりの子供にラップトップPCを*2」)の標語は格好良い。以下この標語(事業)をOLPCと略す。
発展途上国の政府にネグポンPCを買い取らせて子供に配布するという社会事業がOLPC。高いPCを売って儲けるのが目的ではなく、一人でも多くの子供に配る為、PC価格の目標を100ドルとしてる。(放映時は176ドル)
開発されたPCは全く隙間がなく、飲み物をこぼしても無問題。砂にも強い。野外でも見えやすいモニタ。ペンタブによるお絵かき、作曲も可能(最初からインストールされているのだと思う)。1分間手動発電する事で大体10分間作動する。アンテナ付き*3。盗まれたら24時間以内に使えなくなる、との事。
カンボジアの電気の来ていない家庭では、照明としても使用されていた。
ネグポンは「学校というシステムが機能がしていない国では、このPCこそが教師となる」と熱弁。
インテル社は"クラスメイト"というラップトップで対抗。ネグポンは不快感を表明してる。*4
ネグポンPCはアメリカ・カナダで 価格の半分が慈善*5という形、つまり400ドル(当時は原価約200ドル)で販売され、16万2000台ほど売れた。期間限定発売。
関連リンク 亀鶴茄子さん 跳箱さん

*1:300万台配布

*2:適当訳

*3:通常のPCと比べて2倍だか3倍だかの距離でもOKと言ってたけど無線LANかな

*4:多分、量産しないと1台100ドルの目標にたどりつかず、多くの子供に配れなくなるからかな。なおネグポンPCのチップはAMD

*5:1台買うのに2台分の価格が必要。1台買う事により、1台子供に無償配布される計算。