「ガイアの夜明け」

石原銀行検証。
番組的には都のマスタープランが問題と指摘してるように見えた。
都市銀行が息を吹き返して中小企業に融資し始めると、石原銀行は融資先が少なくなる。ところがマスタープランがノルマ的な数値を決めているから、どんどん危険な融資先に貸し出すみたいな。都のマスタープラン作成者にインタビューしたら、「そこは現場で柔軟にやってくれないと」(大意)と責任転嫁してた。
貸すかどうかの判断基準となる"スコアリングモデル"って、ああいう感じか。初めて見た。用紙に色々数値やら記入して、自動的に信用ランクが出る。成程簡単審査。信用ランクにより、利率とか貸す貸さないとか決める。
関連リンク 週刊SPA!  大前研一  J-CASTニュース
J-CASTニュースの取材によると「(石原銀行の)取引先の開拓も信金からの紹介」との事。
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企業家同士が寄り合って作った金融機関を番組後半で紹介。愛知。
愛知コミュニティ資源バンク(愛知コミバン)
こちらは無担保だが、保証人必要。企業に足繁く通ってみるなど審査スピードは遅そうだった。
番組に取り上げられたケースは
グッドニュース・ジャパン
という団体。環境ニュースサイトで、サイトに貼る企業広告で収益を挙げていく模様。*1 300万円融資希望。
「これは将来確実とは言えないよな。貸すのかな」と思って見てたら
"社会的に有意義"とかいう会議の流れになり、融資決定。
意義を考えずに返済して貰えるかどうかだけで判断した方が愛知コミバンの為では?とも思ったが、最悪自分の会社でグッドニュースの広告主になっちゃう荒業もアリか。貸す方は皆事業主なんだから。
昔読んだ本の『スターバックスが地元シアトルの財界に資金を借りる』くだりを思い出した。
視聴リンク i got IDさん
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*1:テレビで見る限りでは