ルーフトップギャラクシーVol.3(フリーペーパー)

伊集院光インタビュー
もともと落語をやってた。師匠は三遊亭楽太郎。師匠に内緒でラジオに出た芸名が"伊集院光"。
落語を辞めた理由は立川談志の「ひなつば」という噺を聴いて、自分とのレベルの差を思い知ってノイローゼになったから。随分あとで立川談志にその話をしたら
「うまい理由が見つかって良かったじゃねえか」
と。
確かに今考えると"一番格好いい言い訳を本能的に見つけてた"というのは否めないんじゃないかな。
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昔、任天堂の「サテラビュー」という専用の機械をつけた上にWOWOWの副音声から聴かなきゃらないという形式のラジオをやっていた時
「今からFAX送ってきたヤツ全員に50円やる」
て言ったら40人しか返ってこなくて。ちょっと顔の広いヤツの法事でも40人くらい来るだろう。どうして俺はわざわざ電波とか機械を通してやっているんだって。