痛いニュース(ノ∀`):「らき☆すた」イベントで鷲宮神社にオタクが集結
産経新聞サイト
毎日新聞サイト
見ていますか、田村明先生。先生の提唱した「まちづくり」は今こんなんです。
鷲宮町の商工会がソフトの権利者である角川書店と組んで、まちづくりイベントを成功させたとの事。
初詣1ヶ月前という時期は絶妙。リピーターとして初詣してくれる事は かなりの確率で見込めるのではないだろうか。イベント以前にもファンは参拝していたそうだし。初詣というのは習慣性のあるイベントなので持続効果高い。
イベント開始前は「何を今更」というネットの意見もあったけど、アニメ放映中・終了後すぐでは、地域のキャパを越えてしまったのではないだろうか。シリーズDVDは発売途中だし、漫画も連載中のようなので「死んでいるソフト」では全然ない。(まあ、ブームとしての「らき☆すた」は今年いっぱいなのかもだけど)
地元商工会は、今回の顛末を文章化して欲しい。本にする程の文量とも思えないので是非ネットで。 行政やまちづくりのアイディアは公のもので、お金にならないかわりに「〜方式」と名を残す栄誉が発案者のささやかな報酬なのだと思う(推定)。「鷲宮方式」とか「らき☆すた方式」とか定着させて。
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産経と毎日の記事読み比べも面白い。毎日の方が写真も豊富、声優の名もいちいち列挙してて上級者向け(笑)っぽい。痛車も出てくるし。ただ産経に比べ、事の経緯など基本的な事が書かれていない。産経の「近隣住民の反発も予想されたが」「トラブルやマナーの面での問題は特にありませんでした」は一見意地悪に見えるが、やはり必要な視点。「客層はオタクな男子ばかりかと思いきや」という商工会担当者の弁も興味深い。やはり、そういうマーケティングか!!
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痛いニュース(ノ∀`)さんでのコメント↓
651. Posted by 2007年12月02日 17:18
完璧に神社の存在意義を取り違えたな、鷲宮町は。
成功・失敗の話でなく、歴史文化に商業を取り込むなっつー話。
度がすぎるとは正にこの事。金の為に神社仏閣が存在するわけではないのに。
高い視点から考えれば、神社の衰退に繋がる大問題だぞ。
ったく、金の為なら何してもおkと言うバカが多いな。
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角川書店は傘下にアニメイト(アニメショップ)持ってるからうんぬんと書こうとしたのだが、調べてみると そうとは言い切れない様子。調べきれなかった。もしアニメイトが傘下だったとしても、今回のイベントに関わったかは不確定なのだけど
言及リンク 東洋大学SF研究会特設ブログさん
連想書籍 「まちづくりの発想 (岩波新書)