叫 プレミアム・エディション [DVD]
「叫」を観た。東京渋谷。映画の日(1日)1000円。面白かった。
監督・脚本 : 黒沢清 出演 : 役所広司小西真奈美(ロング) 、葉月里緒奈 、加瀬亮(船の人)
上映後、半笑いが貼りついた人が多数。ホラーでもミステリでもない変な映画。過去作では「回路」*1に一番似てた。
「ヒァー」*2って叫んでるシーンはテレビ放映時は、カットかも。不快音の不快度数がテレビ的表現を超えている気が。でも一番大事なトコだよね(半笑い)
医者の親子が出てきたあたりで、俺の視力というか疲れの所為で人のスケール感が狂って見えた。人がやけに小さく見えるというか。"金"及び"作品と出会う機会"を捨てたかと思ってリアルにビビリました。
あと赤い服の女って普通に怖いな。なんだろ、表現しすぎてる感か。
役所広司がやけにフケているというか小汚いなと思って観てたけど、オチの為の伏線だったかも。狂気サインというか。小西真奈美も「コイツ、アレじゃないだろうな」と初期に思ったけど、見抜くとかじゃなく、そういう演技をしていたって事だろうな。
あと伊原剛志ヒドス
感想リンク THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACREさん まどぎわ通信さん 撮影監督の映画批評さん 見ることには愛があるが、見られることには憎悪があるさん
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船に乗る桟橋に2輪の花があった。
前作「LOFT」感想自己リンク

*1:「回路」はつまらなかった

*2:ながいけん風表現