[ビデオ」

ASIN:B000F9RBEE
「涼宮ハルヒの憂鬱」0巻(DVDレンタル)を観る。面白い。今更。(つたや さいたま新都心店)
原作の小説は1巻だけ読んだ。ビデオは1巻だけ観たけど「普通だなー、爆発的な人気が出るとは思えない」等と思ってた。
テレビ放映は時系列シャッフル構成で、0巻から放映してたらしい。確かに、いきなりコレを観せられたら驚くだろう。「キャラたちが撮った自主映画」を30分流す設定。斬新。
自分自身、大学のSF研で映画を撮っていたので、プラスアルファで面白く観た。
ハルヒが地元商店街の人を巻き込んで撮影してるのは流石だと思った。その発想は無かった。*1ハルヒの映画で商店街の人たちが台詞を喋るのだが、ペンタックスのVoice Text(音声読み上げソフト)のよう。自主映画は聞き取りづらい発声になりかねないので、商店街の人ナイスと思う。
ハルヒ作品は「自主映画のよくある失敗例のてんこもり」とアニメ観た人は思うかもしれないが、自主作品はああいう失敗はないと思う(照明関係はあるかも)。ハルヒ作品は「編集ができない」「一発撮り」とか縛りがあったのか?
ただ俺らのSF研作品で言えば、こんな失敗があった。
その夏、白いTシャツにジーンズが地味に流行っていた為、主要登場人物二人が同じような服を着てた。観客は わかりにくかったろうと随分あとで気付いた。
ハルヒ作品の「魔法使いが和室に片足だけ突っ込む画面（え）」は素晴らしい。羨望。

*1:完成した映画(40分くらいの作品)を大学近くのレンタルビデオ店に置かせてもらおうかな、と少しだけ思ったけど実現には至らなかった