亀田世界防衛戦

審判を光学迷彩して透明にできないものか、と思った。邪魔。
(あの巨大な審判は試合をビジュアルで隠し、音声で視聴者を導く為かと邪推)
前回の試合を見た限りでは、亀田長男とランダエタは互角。
と思ったとおり、初盤の戦いはほぼ互角。強いて言うなら、亀田がへっぴり腰ディフェンスのぶん、印象的にやや負けてるか。
5ラウンド目は、スパーンスパーンと良いパンチが決まり、亀田のラウンド。
6ラウンド以降は、ほぼ互角で手数のぶん、亀田優勢か。
淡々と進んでいったが、この試合のポイントは亀田が最終ラウンドまでスタミナが持つのかという点。前回は終盤ヘロヘロだった。
結果から言えば、亀田は大丈夫だった。そして最終ラウンドもランダエタは無理に倒しに行こうとしなかったので(意外)、その時点で亀田の判定勝ちは決まったといっても良い。
亀田の採った戦術は「ヒット アンド アウェイ」ならぬ「ヒット アンド 審判」だった。すぐ審判が間に入り、若干インターバルが生まれる。もし、審判が介入してる間、サッカーみたいに時間を止めるルールだったら、亀田のスタミナは保ったろうか。(まあ、前回は単純な体力のスタミナ切れではなく、初世界戦の緊張がヘロヘロをもたらしたのかもだが)
試合がすぐ止まるので、見ていてあまり面白くなかったのだが、クレバーに防衛したといっても良い。ただ次回を見ようとはあまり思えないチャンピオン戦だった。
前回感想