堀江社長とフジテレビの株ゲーム

2/26夕方、キオスクに垂れ下がる東スポ宣伝用見出しは「堀江社長逮捕」だった。買ってみたらひどいデマ。
堀江社長の知人のIT社長が逮捕されたというのが内容らしく、宣伝用見出しで「堀江社長逮捕」と書くのは限度を超えているだろう。更に詳しく読むと逮捕された容疑者は産経新聞の元社員らしい。これはどちらかといえばフジテレビ側のスキャンダルにならないか。更にその容疑者の名前でgoogle検索したら、容疑者の経営する会社はデジタルコンテンツ作りだけでなく、BSフジのテレビ製作も業務内容らしい。それをわざわざIT会社と書くのは意図を感じる。
ラテンアメリカ的新聞展開というより半村良的小説展開、または星新一の「人民は弱し、官吏は強し」て所か。
イラクアメリカ戦争は阿片戦争を思い出したが、今回、関東大震災のデマを思い出した。人類て1ミリたりとも進まないのな。
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現場の編集権を尊重するルールを確立し、経営者や株主が恣意的に現場に干渉しないというシステムをつくった側に世論は味方すると思う。第三者機関に監視を頼むとかね。両方ともしっかりしてくれ。
(「メディアは公器」の観点から経営者が口を挟むのは勿論構わない)
フジテレビ番組に堀江社長を出演させない、というのは情報が欲しい視聴者と視聴率が欲しいスポンサーの利益に反し、経営者の利益のみを考えている。防御的な行動なので目立たないが電波の私物化には違いがない。


・関連漫画「MASTERキートン」13巻「ライオンの騎士」
ISBN:4091828531

敵対的買収の関連漫画
栄光なき天才たち」14巻 GM(ゼネラルモーターズ)の話
ISBN:4088616200
銀と金福本伸行 1巻2巻 「カイジ」の人です
ISBN:4575818100
「斗馬」全3巻 株漫画ベスト。
ISBN:4091834833

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