上の短歌は携帯電話時代を想定して作った。
昔片思いを10年くらいしてて、なんとかしようと公衆電話に通った時期がある。
今日こそはと思い、その日も うだうだしてたら近くで散歩老人(男性)が倒れ、起き上がらなくなった。たちまち人だかり。老人を見て、とって返し119に電話。
しばらくしてサイレンの音は聞こえるのだが、場所がわからないのかなかなか到着しない。サイレンを手がかりに救急車を見つけ、乗せてもらい案内した。救急車は一方通行を逆走できる事を初めて知る。
老人は助けたが恋は実らなかった。