オフ会

佐々木あらら(DJ風)さん主催の「枡野浩一さんとへこむ会」に行ってきた。
意味を考えると、ネット短歌投稿本「かなしーおもちゃ」の出版をことほぐ集いだった気もするが無関係な僕(投稿してない)も大歓迎してくれる短歌っ子たちだった。(単に個別認識をせず、皆で会話をしてるせいかも)
若い男女が多く、女性多め。短歌を詠む女性は皆黒髪という迷妄が頭にあったがそんなことない様子。
自己紹介で自分の短歌と「かなしーおもちゃ」の売り方をプレゼンする縛りがつく。
伏せ犬を唱え、「図書館に注文する」と言ってみた。
皆「かなしーおもちゃ」をすでに持っており、「貴方の短歌が載ってる頁にサインしてください」というのが流行り、本が飛び交う。
柴田有理(北国風)さんとは喋れず残念。日比野あゆ子(赤のイメージ)さん2倍のおもちゃの話をする。いや話をするというか、来る前に参加者の予習をざっとして一番印象に残った歌(2倍のおもちゃ)だと伝えたかったのだが伝えてないかも。
何人かに聞いたが、自分が短歌を詠む事を友人が知っているかの問いに「一部の友人は知っている」との答えが多かった。そうなのか。俺は知人に言うつもりはまるでないので感心した。
短歌というのは まんま自分でかなり恥ずかしい。知人に知れるのも嫌だし、投稿して批評されるのも嫌だ。我儘で向上心のない素人だなあ、と笑われるのももっともだが、矢野顕子が「クリームシチュー」で♪ぼくの傷をみるなよ、ぼくにあやまるなよ(作詞 糸井重里)と歌った気持ちに近い。俺の心の闇や健やかさを良い悪い言ってくれても困る。それはデジタル(数値化できるもの)ではなくアナログ(数値化できないもの)なのだと思う。在るか無しかない。(短歌を批評する話にスライドしてってます)
良い歌というか到り着きたい理想の歌は いっぺん唱えたら、聞いた人が覚えてしまい一生忘れられない強い刻印のような歌。もう紙も要らない世界。短歌は結局、覚えている歌か覚えていない歌かの二つに分けられて、どれだけ上手いどれだけ下手というのは瑣末な事だと言い切ってみる。
さて「へこむ会」。短歌の話をもっとしたかったが、それでもかなり短歌の話ができた。特に後半盛り上がってた気がする。あらら(DJ風)さん枡野浩一(カリスマ歌人・高い声)さんに感謝。
その後、半数ほどでカラオケへ。「しあわせであるように」を歌いきれなかった。ごめんFK。
しかし「やきそばパン」を唄うとはスゴイ。
加藤千恵(高校デビューの枡野チルドレン・小さい黒のイメージ)さんと連れの人が醸す雰囲気がほほえましかった。学生っぽくて。
カラオケの後、手帳を失くしたと思い、はぐれる。見つけたが、フライングキッズの呪いか山手線でバターになるまでグルグル廻り、大宮に帰れなくなるといういつものオチで締める。

「へこむ会」参加者(推定)
響乃さん。西村さん。 志井一さん。落葉(改名予定)さん。伊勢谷小枝子さん。木村比呂さん。伊勢悟史さん。英田柚有子さん柴月美夜さん。柴田有理さん。樫子麻理さん。PDPさん。みなみなみさん。秋月さん。日比野あゆ子さん。野田修平さん。辻一郎さん。高橋えっくすさん。オカザキなおさん。百田きりんさん。松陽さん。森文月さん。天国ななおさん。穂井田卓志さん。伊藤亮さん。平賀谷友里さん。加藤千恵さん。大島隆宏さん。枡野浩一さん。佐々木あららさん。ほか