回答Bパート補足

「知性ある存在」を意志的に創る事はできるのか、という問いには、できると答えましょう。

言い切った。先に進める為の暴論で、実際は時期尚早かと思う。以下、解説・検証。
・ロボット
「知性ある存在」と思われるロボットなんて現在いないだろうと思われるだろうが、俺の頭にあったのは子供がロボットを見た時、「知性ある存在」と思うのではないだろうか? という疑問。
転じると「知性ある存在」の認識なんて、こちらがどの程度知性を持っているかに左右されんじゃないの? という疑問。
・コンピュータ
チェスの世界一は人間とは限らない時代だ。コンピューターの思考の躍進は素晴らしい。プログラムというか初期設定を作っているのは人間なので、「知性」より「存在」が論点となるだろう。「自意識」なき「知性」は「知性」ではないという論→保留。
連想漫画 岡崎二郎の「アフター0」5巻収録の「マイフェアアンドロイド」
アフター0 5 マイフェアアンドロイド (ビッグコミックス)
連想ニュース ロボットにも人権? (2007/4/25)
またコンピュータはどこまでが個体かという種の「存在」についての論議もあろう。SETIなどの分散コンピューティングのケース。並列して思考を続けるコンピュータ群を全体として"個体"として考えるかどうかの問題。
更に、インターネット自体を「ひとつの知性」として考えた場合、コンピューターと合わせて個々の人間も「ひとつの知性」の部分となる。
遺伝的アルゴリズム
これを俎上に乗せたのは失敗かも。遺伝的アルゴリズムは勝手にどんどん進化していくイメージがあったのだが、選択範囲内から最適解を選ぶ方法っぽい。まだあまり理解してないけど、蟲毒みたいなものか? 人工生命の方が例として適当だったかも。
・デザイナーズチャイルド
良いリンク先が無かったが、遺伝子を選んでつくられた子供の事。またその考え方。神の領域を侵すとも言われる。