6/6「笑ってコラえて」(所ジョージ番組)

世界で活躍する日本人という事で、地雷撤去の工事車輌を作った山梨日立建機の雨宮清社長が紹介されてた。パワーシャベルのバケツの部分を取替え、そのアタッチメント部分で地雷を爆破させる方式。シャベルのアームの長さが幸いして操縦者が守られる仕組み。初期のアタッチメントは鉄芯に付けたカッター刃を回転させ、土をほじくって地雷を誘爆させていたが、最新式はカッター刃に替わって 数十のチェーンを回転させている。
工事車輌を地雷撤去に作り変えたのは雨宮のオリジナルで、カンボジアでの最初の実地作業の時、雨宮自身が乗り込んで操作した。誘爆は成功したが、爆音の為雨宮の鼓膜は破裂したとのこと。
どの分野であれ、最初のトライアルは思いがけない事が起きる。
視聴リンク Feeling Ski School Syriusさん

「わたしたちの教科書」9話

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正にジョーカー(隠し札)!!そして滂沱の涙。
シリーズ的に目立たなかった先生が一気に持っていってしまった。てっきり、いじめノートの情報提供者は真木よう子(伊藤淳史の嫁先生)だと思ってたのに。
今クールイチオシのドラマだと ずっと思い続けていた*1けど「これでどうだ!」と誰かに言いたい気分。
菅野美穂とポー様(ゴスロリ)の2回目の通話は、菅野美穂しか映さず、良いラジオドラマのようだった。
もう、「それが大人なら、娘には大人になって欲しくない(大意)」ってトコロから涙が。で、ポー様が謝るトコとかね。
役者を信頼した脚本。タメのある演出。
感想リンク Lotus Tea Partyさん 木耳さん そこがミソさん PARALLEL LINEさん
視聴率リンク

*1:まあ、全ドラマ観てないけど

isbn:4062705826

「酸素は鏡に映らない」上遠野かどの浩平(図書館)を読む。面白い。
ミステリーランド(子供向けミステリレーベル)。イラスト: toi8
拍子抜けするほどいつもの上遠野浩平ワールド。ブギーポップのキャラ多数登場。
主役(小学生男子)のスタンスも他の氏の小説と変わりなし。異常な事態には小学生だろうが高校生だろうが大人だろうが変わらない反応をするということか。否、「小学生のような根本的な問い」を出させる為に上遠野浩平は毎回異常事態を出現させるのかも。
しずる3冊目とかブギポ「オルフェ」とか、最近の上遠野浩平純化というか研ぎ澄まされてきたというか、悪く言えば豊穣さを無くして単純化してる気がする。巨匠化か?
ミステリーランドの中の1冊なので、本巻だけで完璧に終わらせなければいけない。この"縛り"は上遠野浩平にしては珍しい制約かと思う。本巻は他シリーズのキャラが出ているとはいえ、そのシリーズを知らなければ知らないなりにきっちり独立して読める作品になっている*1
あと、ソウルドロップシリーズとのリンクもあるそうですが、言われても尚わかんね。

感想リンク 読書日記★PNU屋★さん 棒日記Ⅳさん
 above lying maybe diaryさん
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*1:…と思うのだがネットを巡回してると「この1冊だけでは不完全」という意見を多数見かけた。"1冊での完結性"は今回かなり上遠野浩平が気を使った部分で、成功してるなーと読後、勝手に思ったのだが