映画

有頂天ホテル」を見る。結構面白かった。
三谷幸喜作品は「ラヂオの時間」があまりにもつまらなかったので敬遠してたが、黒くなって良いかんじ。まあ役所広司を使えば、なんでも「映画」になる気はする。
書道の人は香取慎吾の二役かと思っていたら、オダギリジョーだった。
感想リンク ラフ・メイカー冗談じゃないさん

映画

Shall we Dance?」(リチャード・ギア版)を見る。結構面白かった。金を払って観てたら、「つまらなかった」と言うかも。
周防正行版と同じで、テーマは「家庭を持つ者がどれだけ家庭から自由になれるのか」だと思うのだが、リチャード・ギア版は後半、陰影なく駄作に堕ちてる。
役所広司の小狡い感じはリチャード・ギアに無く、無垢で善良な中年として描かれてる。盛装して花束持ってエスカレーターからせり上がる場面はギャグなのか。劇場では、ポップコーンが乱れ飛ぶ爆笑シーンなのだろうか。
ダンス場以外の映像シーンも、リチャード・ギア版はなんか豪華だった。茶色いフィルターかかってる感じ。周防正行版の日常シーンは青いフィルターかかってるような、現実に引き戻される寒さを持っていた気がする(観たの結構前だからうろ覚え)
感想リンク 元・副会長のCinema Daysさん

「きらきら研修医」1話

ブログからの医局コメディ。元のブログがテレ東の「ブログの女王」(現在番組終了)で書籍化したのは覚えてる。世界はテレ東がまわしている。
小西真奈美の新人研修医が色々な医局をまわるっぽい。今週は小児科で小西真奈美が風邪薬ジャンキーに堕ちる話。コメディタッチの病院ものって新鮮かも。
ブログが元なので、モデルとなった実在人物とか大丈夫かなとか思い、ブログに行ってみたら
http://ameblo.jp/oda-miffy/entry-10023292123.html
1話観て、大泣きしたとの事。当時の空回りが思い出されて仕方なかったそうだ。とりあえず来週も録る。

「CBSドキュメント」

アメリカのホームレス殺人。
若者がホームレスを襲う事件がアメリカで多発してるとの事。ホームレスに酷い事をして笑いをとるDVDがアメリカでは発売されていて、そのDVDが事件の原因とされている。(犯人の証言)

ウィニング・ボールを君に (角川文庫)
「ウィニング・ボールを君に」 山際淳司(古本)を読む。面白かった。
スポーツライター山際淳司の細切れの仕事を集めたもの。
王貞治
「私は巨人のピッチャーじゃなくて良かった。打たれるとわかっていても勝負せざるをえない。これは巨人にいたら味わえない」と佐々木吉郎
「ホームランを打つことに飢えていた。ベンツとか家とか、そんなもんじゃない。プロに憧れて入ったなら、やる事がある」と王貞治
「ヒットを打たれてほっとするのは王さんだけでした。ホームランじゃなくて良かった」と稲川誠
「『ツーストライクまではいいけど、3つ目は ちゃんと見てくださいよ』と王貞治に言われた」と田代照勝アンパイア。
王貞治が3打席連続でホームランを打ち、次の4打席目で田代アンパイアは捕手に対し
「逃げるんじゃねえぞ。これだけのお客さんが入ってるんだ。勝負だ、勝負」と囁く。
で、阪神の本間勝はホームランを打たれる。
5打席目は広島戦。王が打席に入ると野手が右にシフトした。(三塁手はショートの位置)。この日、王はホームランはおろかヒットも出ず、王シフトが始まった。
根本陸夫(当時監督)
「若い人は確かに経験が少ない。しかしそれは素晴らしいことなんだ。何故ならば過去の経験に縛られることがないから。
我々はどうしても過去の経験から、わかった気になってどうしても無難な答えを出してしまう」
・サッカーの起源
18世紀のイングランドの文献に
「死闘に赴くような扮装であった。つまり鉄を打った厚手の靴を履き〜」
「脛が折れ、頭が裂け、上着は引き裂かれ、帽子がなくなること等は、この恐ろしい試合では小さな事故の部類に属し、〜」とあるそうだ。(岩波新書フットボールの社会史」F・P・マグーン著)
…み、民明書房
北野武インタビュー(「その男、凶暴につき」公開間近の頃)
「イライラしてくんだよ」
「ボクシング好きでしょ、プロレスとか。そういうのを本気になって一所懸命見ている奴らってイライラしてくんだよ。刑事もののドンパチとか見てると苛立ってくる。みんなわかってない。骨身にこたえるような暴力を今の子は全然わかってないんじゃないかな」
「CM見てても、腹立ってきたりね。中流気取って、物ごとそれでいいんだと思ってる奴らくらい、腹立たしいものはない」
「カフェ・バーに男と女がいて、海でも行って話をして、好きだ嫌いだと言っている。それ(そんな映画)がどうしたんだって話だよ」
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