トゥモロー・ワールド プレミアム・エディション [DVD]
トゥモロー・ワールド」を観る。シネコン最終上映1200円。面白かった。
今年のベストかも*1
監督:アルフォンソ・キュアロン(メキシコ人監督) 原作:P・D・ジェイムズ『人類の子供たち』(未読)
セカイ系。セカイで一番大切なモノを守るハナシ。
ディストピア(暗黒未来)はイギリスに限る。さすが本場。
萌え要素(なんかカワイイもの)を省いていけば こうもスタイリッシュになるのかと思った。本作に比べれば、他の映画は全部、何らかの萌え要素(例えばキレイな女性)を配している萌え映画に過ぎないのでは。*2が、終盤「或るイミ究極の萌え映画かも」と思い直す。
最初の展開は何となく、ゲーム「クーロンズ・ゲート」を思い出した。ひたすら異世界に迷い込む。
相米慎二監督が墓から甦りそうな「長回し(カットして途中中断せずに延々撮り続ける)」が続出。車のシーンは映画史に……残らないか、紹介することが、著しくネタバレになっちゃうシーンだし。
最後 伏線も無く、いきなり投げっぱなしにされた感じがして終ってしまって少し不満が残ったけど、アレで良いのかなという気がしみじみ してきた。
しかし、このガキ 命を喰い尽くしてやがる、とはちょっと思った。
観てる時はわからなかったが、森に住む老人は主人公の友人だそうです。父親か義父かと思ってた。
ネタバレ感想リンク honkyochinikkiさん 施川ユウキ メモリの藻屑、記憶領域のゴミさん アヌトパンナ・アニルッダさん 松江哲明

*1:今年のベスト映画=「グエムル」もあったっけ。迷う。

*2:他の映画は全部「萌え映画」=「レザボア・ドッグズ」は男だけしか出てこないけど。

トゥモロー・ワールド」パンフレットを買う。600円だっけか。
6分間途切れなくアクションが続くワンショットの長回しで監督は緊張してるスタッフに言う。
「大丈夫。いつでもカットすればいいから」
「何言ってるんですか。すべて一発で決めてみせますよ!!」
このシーンはカメラ以外の準備だけで4日間かかった。5日目には幾つかの点で計画通りにいかない事が判明した。

NHK総合

ドキュメント72時間 埼玉 となりのイスラム教徒」
戸田(埼玉)のモスクのドキュメント。(語り 吹石一恵)
戸田市周辺で、パキスタン人を中心に3000人のイスラム教徒がいるという。現在、日本の中古車輸出の5割を担うという。(←主語が日本の「パキスタン人」か「イスラム教徒」か不明でゴメン)
記者「ラマダン(断食)はツライですか」
イスラム教徒「体に良い」
喋る日本語が原始的プリミティブ な人がいて面白かった。
(一緒にラマダンしてる記者に対して)
「おまえ、偉い」

チャーリーとチョコレート工場 [DVD]
チャーリーとチョコレート工場」(DVDレンタル)を観る。つまらない。
監督:ティム・バートン 出演: ジョニー・デップ
悪趣味ティム・バートンの度が過ぎて、工場に入ってから興醒めしてきた。工場の歓迎シーンは笑えた。
感想リンク 花魁発狂さん


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