立読み

ヤングサンデー
絶望に効くクスリ ONE ON ONE」
ボビー・バレンタイン監督登場
(神様がなにか一つ願いを叶えてくれるとしたらの問いに、長い沈黙の後)
「もし…どこかで私の力を必要としてる人がいたら、その人たちの存在を私にわからせてもらいたいです。わからないと助けてあげられないじゃないですか」
泣くる。

真剣師小池重明 (幻冬舎アウトロー文庫)
真剣師 小池重明団鬼六(古本)を読む。面白い。
ゴミのような人生を生きた天才の話。実録小説。
団鬼六と実際に交遊のあった(というか迷惑のかけられた)小池重明の一生を描く。金を賭けて将棋を指す真剣師という野に流浪する存在ながら棋力はプロを凌駕したという。
めくるめく才能とダメすぎる生き方の天と地の開き。この開きはアクセントというよりもブレーキをかけられた様なもどかしさを感じて小説のオハナシとしてはどうなんだろと思ったけどリアルだからなあというしょうがなさ。それが残る。
関連図書 isbn:4101235023

泣き虫なまいき石川啄木

泣き虫なまいき石川啄木

「泣き虫なまいき石川啄木井上ひさし(図書館)を読む。面白い。
戯曲。
石川啄木一家の家族劇。実際に役者を使って劇を組み立てればどうなるかわからないけど、戯曲だけだとコメディめく。金田一君がドラえもんのようだ。
関連図書 isbn:4122017513
読んだきっかけは酒見賢一の「泣き虫弱虫諸葛孔明」。