終物語 (上) (講談社BOX)
終物語」上巻 西尾維新(古本)を読む。面白い。
化傷偽猫(黒白)傾花囮鬼恋憑暦終の刊行順。『おうぎダーク』
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古本市場与野店で1000円で購入。やや外箱に潰れがあり、売りに出すときの値が心配である。
偽物語」の如く、上巻は上巻で完結している。読後の印象としては「花物語」が近い。
以下ネタばれ。
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6頁に渡る19人のキャラ紹介てアニメ化の際、どうするんだろ。この犯人あて自体、映像化が難しそうだ。というか全編映像化が難しそうだな。
伏線かな、と思ったのは99頁の「勉強会の後片付け」は後半のゴミ屋敷に通じているのかな、と。
あと千石が見たのは確率的な老倉だったのだな、と。
扇が中学の下駄箱からアレを取り出したのは不思議能力で、実際には入ってなかったのだろう。
おっぱいに関しては「猫物語」の時も結局何もしなかったしなー。(黙っていてくれたら何でものくだり)
365頁の「別冊少年マガジン」は『おうぎフォーミュラ』の初出が別マだったから。
10月下旬の話なのに扇は迷子を探しているのか。
以上は原作脳内補完だけど、以下補完しきれない違和感について。
最初の話。老倉の家庭環境は大概なのに、高校クラスの出来事でそんなにショック受けるだろうか。家庭での出来事に比べれば、クラスでのアレは数秒で忘却しそうだが。
次の話。廃屋かどうかは土足で上がるかどうかだよなー。住人も土足だったのか。
最後の話。部屋の鍵の意味がわからん。食事を下げる時にわざわざ鍵をかけていたのか。まあ施錠開錠は無意識で行うものだが。
後、どうしても骨は残るかと。粉にでもしないと。
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