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「荒野の恋」第1部 桜庭一樹(古本)を読む。面白い。
イラスト:ミギー デザイン:宮村和生 編集担当:葛西恵子
この巻だけで話として完結して読める。
中1の恋愛小説。と同時に児童小説。と同時に大人の小説。
凄い。
本書の時点で桜庭一樹は直木賞だか芥川賞だか貰うべきかと。…というか、直木賞とかって「飛び道具」的なゲテもの狙いというか、王道でない端っこの小説が選考されているような気がした。この「荒野の恋」第1部は真っ当すぎて、直木賞の傾向とはズレてるかも。
ぐっとくる表現が幾つかあり、他の文章と較べて浮いてない自然さ。
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レトロな服を着て、町を歩いて貰うというバイトは実在するのだろうか。鎌倉とか。
感想リンク Hybrid No.9→underdogさん 後天性無気力症候群さん