「爆笑問題のニッポンの教養」社会心理学

山岸俊男登場。
社会的ジレンマを「猫に鈴」に例える。総論賛成各論反対。例えば地球温暖化などの環境問題。
ここで面白い実験。「4人それぞれ2000円を配り、その中から投資を募る。4人の総投資額は倍額となるが、その額は4で割ってそれぞれに返還される」実験。(人数・金額は適当)
必ず倍額となるので投資額は多い程良いが、均等で返されるので他の3人より多い最終金額を得ようとすれば投資額は少ない程良い。ちょっとした「囚人のジレンマ」。
上記実験を日本人グループ・アメリカ人グループで比較すると、アメリカの方が投資額が多い、つまり成績が良いとの事。この結果から判断すると、日本が個人的でアメリカが集団的とも考えられる、と山岸教授。
社会心理学は、あまりに精度と信頼が高くなると、プロファイリングみたいに「差別?」と取られるかもと少し思った。微妙な学問*1
番組最後は爆笑問題ふたりの関係性についての話となったりもしたが、それとは別に爆笑太田
「自己犠牲は自己愛が強くないとできない」
発言はちょっと心に残った。

*1:個人的にはプロファイリングも社会心理学も有用と思います